
仕事をする者として、女として、
「したたか」に生きるという言葉に対して
ずっと、えも言えぬ嫌悪感を抱いていた。
「したたか」という言葉からの連想・・・
女の部分を利用して、ズル賢く立ち回る
他人を蹴落としてでも自分が這い上がる
自分の非を絶対に認めない
かわいげがない
などなど
でも、「したたか」という言葉には
「しなやかに」「たかめる」という意味もあるそうな・・・
広辞苑で「したたか」を調べると
「健か・強か」という漢字で書かれていて
意味には「非常に強いさま」とある
柳に雪折れ無しっていうように
本当に強いってことは、
重い雪がずっしりと乗っかってきても
折れそうに見えて、じつはしなやかに耐えていて
風でその雪が吹き散らかされると、たちまち、
何事もなかったように、元通りってこと
人に悪口いわれても、逆境に陥っても
そのときはへな〜って参っているように見えても
下手な反発・攻撃に出ず、
丸ごと受け入れて、
そして、それが去ったあとには
まるで何事もなかったように
自分らしい元の自分に戻っている
いや、受け入れた分だけ、元の
自分よりまたうんと強くなっている
いいな〜、そんな生き方
今日から「したたかに」生きようっと!!